映画オールタイム・ベスト10

下記に参加いたします。
映画オールタイムベストテン:2017 - 男の魂に火をつけろ!

以前の記事。
音楽映画ベスト10 - 逸木裕のweblog

1.椿三十郎

椿三十郎

椿三十郎

黒澤映画は傑作からあまり傑作ではないのまですべて好きなのですが、『椿三十郎』はうちでも偏愛している一本です。ミステリの要素からアクションの要素まで、実に計算されて配置されている上、川に落ちる椿の美しさ、闇の奥からぬっと現れる三十郎、ラストの決闘など、アート映画としての美しさも兼ね揃えています。

2.母なる証明

母なる証明(字幕版)

母なる証明(字幕版)

冒頭の印象的なダンスから、殺人事件の捜査、そしてラストまでノンストップで突っ走る韓国映画の最高傑作。ひとりの人間を表現し尽くしたラストや、夜の街をひとりで見上げる主人公の寄る辺なさなど、アートでしか説明できないものを表現しようとしているところも好きです。

3.パンズ・ラビリンス

美しい幻想の世界と、陰惨な現実がパラレルに描かれるダークファンタジーの傑作。これも結末が本当に素晴らしいと感じます。

4.情婦

情婦 [DVD]

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ビリー・ワイルダーは最も好きな映画監督のひとりで、『サンセット大通り』『お熱いのがお好き』なども好きなのですが、最も好きなのは『情婦』です。映像でしかできないあるトリックが有名ですが、人間のドラマとしてもよくできており胸が熱くなります。

5.天空の城ラピュタ

天空の城ラピュタ [DVD]

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これは語りだすと8000字くらいかかるので割愛。。。

6.ソナチネ

ソナチネ [Blu-ray]

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映画全編を取り巻く痛々しい暴力性と、主人公たちを癒やす沖縄ののんびりとした情景、その間を揺れ動く主人公たちが切なくて哀しい。久石譲さんの音楽も最高の仕事と思います。

7.私の少女

私の少女 [DVD]

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2015年に見た韓国映画で、完全にやられました。父親から虐待を受けている少女を、警察官が保護するというシンプルなプロットの中に、実に重層的なドラマが練り込まれております。ラストがまた綺麗なんです。

8.ハナ 奇跡の46日間

ハナ 奇跡の46日間 [DVD]

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卓球を舞台にしたド直球のスポ根映画。笑って泣ける、熱い映画です。いまはなき虎ノ門ガーデンシアターという半野外劇場で見るという体験も、いい記憶として残っています。

9.ブロンコ・ビリー

ブロンコ・ビリー [DVD]

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クリント・イーストウッドは黒澤、ワイルダーなどと並んでもっとも愛している映画監督のひとりですが、一番好きなのはこれです。「失われつつある最良のものと、それでもなんとか折り合いをつけていく……」というのがイーストウッドの作家性と私は認識しているのですが、それがもっともドラマティックに描かれている作品だと思います。次に好きなのは『荒野のストレンジャー』です。

10.パルプ・フィクション

最初にこれを見たときの衝撃は忘れられません。時系列がぐちゃぐちゃになっていて、いかにも技巧的な作りなのに、最後にはしっかりとした一本のドラマとして観客に伝わってくる。懐古趣味的な音楽の使いかた(特に冒頭のミザルーと、中盤のチャック・ベリー)も素敵です。